〜 ラオスの今 〜 |
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2023年6月1日 |
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ラオス視察レポート (2014年3月20日) | |
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[ ラオスに未来の夢を ]
中旬、ラオスのビエンチャンと南部のパクセーを訪問した。
本州と同じ広さに、670万人しかいない。タイやミャンマーの10分の1だ。
北は中国、東はベトナム、西はミャンマーとタイ、南はカンボジアに囲まれ、
平地が少ない山岳国である。唯一、西にメコン大河が流れる。
ラオ族が人口の半分。ヒンズー教のクメール文化あり、社会主義国家で仏教国と不思議な国。
ホテルからビエンチャン市内
貿易、輸出入ともタイが約50%、日本は2%台。経済はタイ、政治はベトナムと言われているが、
日本は最大の援助国である。
WTOに2013年2月加盟し、経済特別区(SEZ)を積極的に導入する。
首都ビエンチャン、東西経済回廊の国道9号線の要所サワンナケート、
南部のパクセー、タイ国境近くに、今後も誕生すると思われる。
WTO加盟で、法人税は24%、所得税は累進課税で5〜28%、消費税は10%となった。
ただ、特区内は、利益計上の年から5〜10年間、法人税は無税、あと8%、
所得税は一律5%、消費税は無税、など特典が多く、
「タイ・プラスワン」の企業には魅力だ。物価上昇率、2012年は6.7%。
早朝のパクセー空港・プロペラ機
食事や買い物では、米ドル、キップ、バーツの三種類で表示、自国のキップは何なのか。
ただ、農業人口80%、自給自足。お米あり、肉あり、キャベツあり、
バナナ・マンゴーあり、ラオ・ビールやラオ・コーヒーもクセになる。
明るく、礼儀正しく、国連の最貧国など感じさせない。
ビエンチャンのタラート・サオ市場は、エスカレーターあり、金や宝石もあれば、
隣の旧市場では、キャベツとニワトリ。貧富の差は大きいが、物々交換ありで、
生活が成り立っているところもある。 外国投資が続けば、ラオスにも春が来る。
続いては、プライベートな遺跡好きの独り言ですので、ご容赦を。(4月23日更新)
ラオス料理、もち米と。ラープ・カイなどのセット料理、ラオ・ビールで。
明るく、礼儀正しく、感情的に興奮せずで、なぜか日本人と似たところがある。
ヴィエンチャンから市内のホテルまで、10分。ラオ・プラザ・ホテル泊。
レクサスも走り、車も多く、商品豊富で、最貧国とは思えません・・・・。
もちろん貧富の差は激しく、どの国も同じですが。
(ワット・プー)カートで1キロほど送ってくれる、入場料400円プラス170円。 石造りのテラスからパライ
ヴェンチャンから飛行機で南南東へ1時間ちょっと、南部の街パクセーに降り立った。
3月は乾季(2月まで)と雨季(6月から)の間。曇り空だが雨も降らず。市内までは10分。
4時間の自由時間をもらい、パクセーから車で50分、2001年に世界遺産に登録したワット・プーへ
ワット・プー遺跡公園、カオ山(リンガ山)の山麓にある、ヒンドゥー教の寺院。
霊的力があり、アンコール・ワットの原点といわれている。
左右をリンガに守られて。
大きくて広い聖池(バライ)が左右にあり、リンガに左右を守られた参道から、山頂の聖堂をめざす。
ワット・プーの風、暑くもなく、風もほどよく。オーラを感じながら歩く参道。プラタナスの花が満開。
いい季節に、めぐりあえたと感謝しながら、一歩一歩、ゆっくりと、風を感じながら・・・。
南宮殿 修復作業が果てしなく続く、グラとくると崩れる
大回廊が現れ、左が南宮殿(ゆっくり見学できる)、右が北宮殿(修復中、裏からこっそりと)
壊れたナンディン宮殿を左手に十字型テラスと、だんだん階段が多くなり、勾配も急になる。
チョット休憩、いい眺め〜 もう少しで山頂の聖堂
友人W君が、「早く、来〜〜い」と
一人なら帰るが? 友人と二人、負けじと聖堂をめざす。
ラストの石段は全部で77段あるそうだが、聖堂が現れたとき、なにも考えず正門に一礼、
聖堂の前で、なぜか正面の全体写真がない。
感動し過ぎで・・・。
聖堂を左方向から撮影。
ヒンドゥー教の神々と聖堂中央に4体の仏像。
カオ山は、土地と人間をまもる精霊が宿ると言われている。
聖堂の内部、私も三礼しました。 中心にいらっしゃる小さな仏像です。
この、右側の写真、仏像のほほえみ、なにか感じませんか、
わるいことはできませんヨ〜。
山頂からの感激のパチリ、中央に参道、
左右に北宮殿と南宮殿の遺跡。
(つづく)